先日の書き込みで「iPhoneには無線LAN(Wi-fi)環境が必須」と書いたが、自宅はいいとしても職場はどうだろうか。

「営業が各自ノートPCを持って、好きな場所で仕事する」という、TVドラマで見るような都会の職場環境や大企業ならいいだろうが、無線LAN(しかもそれが個人の携帯端末からアクセスできる)環境が整っている職場が、いったいどのぐらいあるだろうか。

とりあえず、うちの職場は有線LANのみなので、請求書に怯えながら3G(パケット通信)を使うか、不便だが我慢するかしかない。
しかし、それではせっかくのモバイル端末がもったいない。
そこで、有線LANしかない職場において、安価に無線LAN環境を構築することにした。

先日、mu氏宅に遊びに行ったとき、天神のビックカメラにて「PLANEX(プラネックス) GW-US54GXS」という無線LAN USBアダプタを、1,480円にて購入。
これは、パソコンのUSBポートに接続することで、無線LANのクライアントまたはアクセスポイントとして動作するもの。大きさは、USBメモリよりも一回り大きいくらい。
パソコンが稼動している時にしか動作しないが、勤務時間中は常時稼動しているので問題ない。(なので家庭用途としてはオススメしにくい)

さっそくmu氏のパソコンで試してみたが・・・
製品付属の「らくらく!かんたん設定ガイド」に書かれている内容が意味不明で、設定できず。
[spoiler]#「お使いのアクセスポイントの設定内容を調べてください」と言われても、アクセスポイントが無いんですが・・・と思った。
#実際はこんなもん調べなくても(というか調べようがない)問題ないことが判明。

[/spoiler]

「らくらく」で「かんたん」な説明書すら理解できない俺って一体・・・orz
と、大いにヘコんだ。

持ち帰っていろいろ弄っている(こういう行為がライフワークのほとんどを占める気がする)うちに設定方法がわかったので、以下に
『ゆるゆる!超かんたん設定ガイド(iPhone接続限定版)』
を載せておく。

[spoiler]まずは、説明書どおりに付属のCDから専用ドライバをインストールしておいてから、アダプタを差し込んで認識させる。
このへんは通常の周辺機器と同様(というか書くのメンドくさい)なので、詳細は割愛。

【1-1】専用ユーティリティの基本設定
スタートメニュー、もしくはタスクトレイから、『PCI GW-US54GXS Utility』を起動する。
ユーティリティ メイン画面

  • 右上の「モード」のところを「アクセスポイント」に変更する。
  • 中央付近の「設定」ボタンをクリック。

【1-2】アクセスポイントの設定
ユーティリティ アクセスポイント設定

  • 「ネットワーク名」を、半角英数字で自由に設定する。あとでiPhoneにて入力するので、長すぎる名前だと後悔するかも。
  • 「SSID隠蔽」にチェックを入れておくと、無線LANのアクセスポイントがそこに存在することを隠せる。お好きな設定に。
  • 「WEP」は有効にする。設定の詳細は次項で説明する。
  • 「ブリッジアダプター」は、使っているパソコンのLANボードが表示されるハズなので、それを選択。

【1-3】WEPキーの設定
ユーティリティ WEPキー設定
WEPキーは、無線LANにアクセスするためのパスワードのようなものである。好みのセキュリティ強度に合わせて設定する。画像上のオレンジ色の所だけ操作すれば、とりあえず使用できる。

  • 「キー長」は、パスワードの長さだ。他の誰にもアクセスポイントを使われたくない人は、256bitで長いパスワードを設定しよう。
  • 「キーのインデックス」は、下に設定するどのキーをパスワードとして使用するかを選ぶ。
    複数のキーを設定しておいて、定期的にインデックスを変更すれば、簡単にセキュリティ強化が図れるといったところか。
  • 「キーフォーマット」は、16進数(0~9の数字と、A~Fの英字のみ)か、文字列かを選べる。お好みで。
  • 「ネットワークキー」は、半角でパスワードを自由に設定する。もちろん、上のキー長とキーフォーマットの制限に合った内容とすること。
    #1から#4まですべて設定する必要はなく、キーのインデックスで選んだ番号の箇所のみの設定でも構わない。

パソコン上の設定は、以上で完了。
次はiPhone側を設定する。

【2-1】Wi-fiネットワークの選択
iPhone設定画面-1

  • 「設定」アイコンをタップして設定画面を開き、「Wi-fi」をタップする。
  • 「ワイヤレスネットワークを選択…」から、「その他」をタップする。
    この時、【1-2】で「SSID隠蔽」をチェックしなかった場合は、「その他」の上に設定したネットワーク名が自動的に表示されるので、それを選択して【1-3】で設定したWEPキーを入力すれば完了。

【2-2】ネットワーク情報の入力
iPhone設定画面-2

  • 「名前」には、【1-2】で設定した「ネットワーク名」を入力する。
  • 「セキュリティ」には、「WEP」を選ぶ。
  • 「パスワード」には、【1-3】で設定した「ネットワークキー(WEPキー)」を入力する。
  • 「Join」ボタンをタップすれば、前の画面に切り替わって自動的に接続テストが行われる。

「ワイヤレスネットワークを選択…」下にネットワーク名が表示され、ネットワーク名の左側にチェックマークが付けば成功!
iPhone画面上の「3G」表示が、電波マークみたいな「Wi-fi」アイコンに変化しているハズ。

これで、職場でもiPhoneが使いやすくなること間違いなし。
ギスギスした会議も、YouTubeのネコ動画などを見れば和むことだろう。[/spoiler]